アフターピルと副作用。避妊失敗してヤッペとノルレボ飲んだ話。
恥ずかしい話なんですが…最近、避妊に失敗しまして病院でアフターピルを貰ってきました。
私が、アフターピルを貰いに行ったのはこれで2回目。
今は私しか働いてないし、もし子供ができたら子供3人を都心で育てるのは経済的に厳しいので、アフターピルを飲むことにしました。
初めてアフターピルを飲んだとき、副作用の吐き気がかなりひどくて、もう二度とアフターピルは飲みたくない!と思っていたんですが、またアフターピルにお世話になる時がくるとは…
まずはアフターピルの基礎知識
緊急避妊とは、避妊をしないでセックスをしてしまったとか、コンドームが破けるなどの避妊の失敗があった時に妊娠を防止する方法です。
性交後72時間以内に緊急避妊ピルを飲むことにより排卵を抑制する、受精を妨げる、子宮への受精卵の着床を阻止するなどの効果が期待できます。
アフターピルには、ヤッペ法とノルレボ法の2種類あります。
ヤッペ法とは
性交後、72時間以内に2錠、その12時間後に2錠服用。
病院でかかる費用は5000円くらい。
ノルレボとは
性行後、72時間以内に2錠服用。
病院でかかる費用は15000円くらい。
あとで理由も書きますがオススメはノルレボです。
以下引用
海外の臨床試験では、妊娠阻止率はノルレボ85%、ヤッペ法57%であり、副作用である吐き気はノルレボ23.1%、ヤッペ法50.5%、嘔吐5.6%、ヤッペ法18.8%と報告されています。
2011年に登場したノルレボ。今まで副作用が強かった吐き気がかなり軽減されています。
さらに、妊娠防止率もかなりアップしてますね。
高いけど、くそ高いけど!
ヤッペ法も、ノルレボも、早く飲めば飲むほど、効果があります。
性行後、12時間以内に服用すれば妊娠率は0、5%
なるべく早く受診してください。
初めての産婦人科は不安いっぱい
でも、はじめて産婦人科を受診するのって不安ですよね。
実は、私も10代の頃に避妊に失敗してしまい産婦人科でアフターピルを貰いました。
はじめての産婦人科は不安で、不安で。
どんな診察をするのか、なにを聞かれるのかもわからないまま受診しました。
まずは、アフターピルを処方してくれる産婦人科を調べて電話。
土日でも、診察してくれる所があります。
「アフターピルを貰いにいきたいんですけど」
この一言で大丈夫です。
恐怖の親バレ
未成年や実家暮らし、保険証が親の扶養になっている場合、特に気になるのは、親バレしてしまうのか?だと思います。
私も、気まずくて親に言えませんでした。
ヤフー知恵袋でも、アフターピルは親バレしますか?の質問がたくさんありました。
アフターピルは保険適用外なので、親バレはないと思います。
1回目も、2回目も保険証の提示を求められましたが、身分証的な役割かなと思います。
また、未成年でも保護者の同意や、付き添いは不要でした。
(中には、必要な場所もあるみたいなので病院に問い合わせてみてください。)
まあ、私の場合、親バレしてしまったんですけどね!
ちなみに、最初に避妊失敗した当時はノルレボがなく、ヤッペ法しかありませんでした。
~ここはオシャレなレストラン~
「本日は、ヤッペとノルレボ、どちらがよろしいですか?」
「う~ん、じゃあ、今日はヤッペを頂こうかな?水割りで。」
みたいな選択肢が全くなかったんですよ。
ヤッペオンリー。ヤッペ、ヤッペ!
で、避妊に失敗した日、急いで産婦人科に行ったまではよかったんですが
お金が足りなかった。
1万円(当時でも高めな料金)もすると思わなかったんです。
アフターピルは、72時間以内に飲まなくてはいけないので、次の日にお金を絶対に支払うという約束でお薬を貰えました。
受付の人に「こんなの初めてよ!」と言われてしまいました。
本当に、申し訳ないです。
で、処方されたお薬を飲んだんですが、吐き気がはんぱない。今思うと、つわりよりひどい吐き気でした。
吐いたら効果がなくなってしまうので、吐かないように必死で耐えました。
お金は友達に借りてなんとかなりました。そして、産婦人科へ支払いも完了。
でも、親の前ではいつも通り振る舞わなくてはいけません。
まだ吐き気があるなか、ポーカーフェイスで家に帰ると、父が暗い表情で
「さっき、産婦人科からお金が未納っていう電話があったんだけど…大丈夫?」と聞いてきたんです。
終わった…。
何気なく書いた連絡先、家電だったわ。
さあ、なんて答えよう。
もしかしたら産婦人科がアフターピルの話はしていないかもしれない。
そうしたら、生理不順だから行った。とかで納得するのでは。
いや、それは一番ましなパターンだ。
もっと、最悪なパターンを考えなくてはいけない。
父が「娘はなぜ、そちらへ行ったんですか?」と聞いている可能性もある。
私が親の立場なら心配で聞くだろう。
その質問に対して、病院は本当のことを言うだろうか?
患者のプライバシー保護とか、そんな感じで言わないでくれるんじゃないか。
いや、でもアットホームな病院だったしわからん。
くそっ、どうすりゃいい?
マジやっぺ。ヤッペ。ヤッペ。
私は、父以上に暗い顔を浮かべながら苦笑いでこう答えた。
「…大丈夫。お金も払ってきた。」
「そうか…。」
父はそれ以上、何も聞いてこなかった。
ごめんね。
2回目はノルレボ
あれから時が経ち、私はまたアフターピルを貰いにいった。
アフターピルには辛い思い出しかなかったけど。
受付で問診票を渡される。今までの出産歴とか、最後の生理はいつ?とか、生理の周期は?とかそんな感じ。
私の他にもアフターピルを貰いにきてる人がいました。
んで、ヤッペ法にするか、ノルレボにするか聞かれて、吐き気が出にくいノルレボにしました。
診察自体は5分もかかりませんでした。内診なんてないし、ただ先生とお話するだけです。
- 避妊率はアフターピルを飲んだからといって100%ではないこと。
- ヤッペに比べたら吐き気はないと思うけど、吐いたら効果がなくなるので、吐かないでください。
- 薬はなるべく早く飲んでください。
こんな説明を受けました。
↑これが、貰ったお薬。
2錠を1回飲めば終わりです。
薬飲んだ後、背油ラーメン食べましたが吐き気は全くありませんでした。すごいぞ、ノルレボ!
ヤッペ地獄を味わった私から言わせてもらうと体調がいつも通りすぎます、本当に効果があるのか疑うレベルでした。
まとめ
私の場合は結局ノルレボの料金18000円くらい。もっと安ければなぁ。と思ったら、ネットで1000円代から買えるみたいです。
ただ、発送してる間にどんどん時間は経過してしまうので、避妊に失敗してからじゃ遅いですよね。
必要なかたは買っておいて、お守り代わりに持っておくのがいいと思います。